ガトス・ミーティング 11月8日
ガトスのレコ発、行ってきました。
ガトス・ミーティング 2012年11月8日@新宿ピットイン
林栄一(As)、吉田隆一(Bs)、ネパール(Tp)、後藤篤(Tb)、斉藤”社長”良一(Gt)、岩見継吾(B)、オノアキ(el-B)、磯部潤(Ds)、池澤龍作(Ds)
<1stセット>
森の人
スモーキー・ゴッド
インサイド・オブ・ジ・アース
ガトス・ミーティング
頭からテンションの高い曲を3曲。この時点で耳にかなりの負荷が(笑)しかしめちゃくちゃ楽しい!前回なってるで見たときは池澤さん不参加だったのですが、池澤さんのドラムが加わると空間がさらに広がる感じがします。オノアキさんのフレットレスベースも素晴らしいアクセント。前半最後の曲は、バンドのテーマ曲。「セーラー服を脱がさないで」風のイントロの、猫が飛び跳ねるような楽しい曲です。「これはJAZZ非常階段っぽく言えば、JAZZおニャン子クラブではないか!?」などと変なことを考えつつ終了。休憩時間にはバッチリCD買いました。
<2ndセット>
ナーダム
OM
回想
睡眠と目覚めの間で~イエロー・ジャック
渋さ知らズでもおなじみの名曲「ナーダム」で幕開け。色んなバージョンを聴いてきましたが、私はガトスのが一番好きかも。グルーヴ感がたまらない「OM」から哀愁あふれる「回想」への流れも最高でした。最後は「睡眠」と「イエロー・ジャック」を2曲続けて。この日はアンコールもあり、林さんの無伴奏ソロから全員でがっつり「ブラザー」をやっていました。
ずっと楽しみにしていたレコ発、ほんとに最高でした。個人的に「猫(=ガトー)」と言うとのんびり・まったりしたイメージがあるのですが、ガトスはアグレッシブで、パワフルで、しなやかで、自由で、楽しくて、美しくて、色んな要素がたっぷり入ったバンドだと思います。こういう音楽を聴きたくてずっとジャズを聴き続けていると思える、今一番好きなバンドです。
- アーティスト: 林栄一ガトス・ミーティング Hayashi Eiichi GATOS Meeting
- 出版社/メーカー: Studio Wee
- 発売日: 2012/11/13
- メディア: CD
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「ナーダム」と「回想」の終りがフェードアウトでブツ切りにされているのが非常に残念。以前吉田さんが「諸事情あって録り直します」と言ってた理由はこの辺りにあるのかも。録り直しのレコーディングも中止になってしまったので、そのまま出さざるを得なくなったのでしょうか。それを差し引いても傑作だと思いますが。