たぶん思ったことあんまりまちがってない

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渋さ知らズオーケストラ 12月1日

行ってしまいました。

 

渋さ知らズオーケストラ 2012年12月1日@新宿ピットイン

磯部潤/関根真理/立花秀輝/山口コーイチ/辰巳光英/小林真理子/山本直樹鬼頭哲/北陽一郎/吉田隆一/斎藤良一/高橋保行/ヒゴヒロシ/川口義之/すがこ/南加絵/東洋/宝子/佐藤帆/テイル/池澤龍作/不破大輔/小埜涼子 more

 

論文作成が煮詰まっている中、何気なくtwitterを見たら吉田隆一さんが「今夜渋さです!」的なツイートを。ピットインの公式アカウントに「当日券あります!」との文字を発見し、いても立ってもいられなくなって新宿へ。多少迷いもあったのですが、小埜涼子さんの参加が決定打になりました。

上記メンバー表はピットインのtwitterからコピペしたのですが、佐藤帆さんは参加してませんでした。「more」に当たる人としては、マリンバの山田あずささん、ヴォーカルの蜂谷真紀さんなどが出演されていました。

 

<セットリスト(うろ覚えなので間違ってる可能性大)>

大沼ブルース

股旅

犬姫のテーマ

Fight on the corner

LION

飛行機

ナーダム

仙頭

 

お目当ての小埜さんのアルト、素晴らしかった。3ドラムをバックに小埜さんがフリーキーに吹きまくるシーンは痺れました。隣に立ってた踊りに来た感じの人(お連れさんと「渋さを座って見るってのは分からんよね」的な話をされてたので、恐らくピットインは初めてなのでしょう)などはほぼ無反応でしたが、フリージャズファンである私は熱狂してました。サックス7人でバリバリ吹いてた「サクソフォンセプテット」状態のところも最高。

その他、特に印象に残ったのは、川口さんのハーモニカ、川口山口デュオによる飛行機イントロ、山田あずささんのマリンバなど。渋さでマリンバは初めて観ましたが、ソロも素晴らしかったし、全体のサウンドに独特の色を加える感じですごく良かったです。吉田隆一さんはナーダムのソロの際に、バリトンを置いてステージを転がり周りながら絶叫してました(吉田さんのtwitterによるとリードが割れたとのこと)。客席からは「hi_doi!」と歓声が。最高。

いつもは予約して前の方に座っているのですが、昨日は当日券だったので初めての立ち見。前の方に座っていると最初の10分くらいで耳をやられ、翌日まで耳鳴りが残ることも多いのですが(テイルさんの目の前に座った時は酷かった・笑)、立ち見だとそんなこともなく。ある意味じっくり聴けましたし、立ち見も悪くないですね。

8月のピットイン以来の渋さ、夢のような2時間半でした。見るたびに変化や発見があるし、定期的に見たくなる中毒性があります。帰り道、「論文提出したらまた行くぞ!」と1人決意したのでありました。