たぶん思ったことあんまりまちがってない

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Joe Mcphee with Paal Nilssen-Love Friend & Neighbors

昨夜、ついに行ってきました。

2013年1月23日(水)Joe Mcphee with Paal Nilssen-Love Friend & Neighbors@ピットイン

ジョー・マクフィー(Ts, Tp)、ポール・ニルセン・ラブ(Ds)、ホーヴァル・ヴィーク(P)、坂田明(As, Cl)

<1st>

・坂田明(As, Cl, Vo)

・ジョー・マクフィー(Ts, Tp

・ポール・ニルセン・ラブ(Ds)、ホーヴァル・ヴィーク(P)

<2nd>

・ジョー・マクフィー(Ts, Tp)、ポール・ニルセン・ラブ(Ds)、ホーヴァル・ヴィーク(P)、坂田明(As, Cl)

何でしょう、昨夜見たものを説明する言葉を持ち合わせていません。息、口笛、プラスチックのコップの音までも演奏に取り込むマクフィー。凄いとしか言いようのないソロでした。テナーの音も良かったなあ・・・。2ndセットでは坂田さんに続いて文字通り「歌う」場面も。聖歌や讃美歌のような神聖で柔らかな歌。陳腐な見方かもしれませんが、演奏の根底に「ジャズ」、もっと言えば「ブラックミュージック」を強烈に感じました。ブロッツマンしかり、何か「歌」を感じさせる即興が私は好きだということに気づきました。

そして、ホーヴァル・ヴィークのピアノが思わぬ収穫。「アトミックのピアノの人」くらいにしか思ってなかったのですが、即興演奏家としてあんなに素晴らしいなんて。1stセットのデュオでは、ニルセン・ラブの出す音、リズムにものすごい速度で反応していました。うーむ、やはり世の中には面白い人がたくさんいますね。

(参考動画)


Paal Nilssen-Love, Joe McPhee, Kongsberg 2008


Concert Jazz Ken Vandermark et Havard Wiik Festival Jazz Girona (Part 1)

アトミックがそれほど好きになれず、モティーフとかもスルーしてきたのですが・・・。これを機にヴァンダーマークとやってるフリーフォールなんかも聴いてみたいと思いました。