たぶん思ったことあんまりまちがってない

ジャズ アルバム紹介やライブの感想など 

積ん読ならぬ積んCD

積んだままになっていたCDの中からいくつかピックアップして、感想的なものを。

 

 

Freebop Now-20th Anniversary O

Freebop Now-20th Anniversary O

マラカイ・トンプソンのバンドの20周年記念盤みたいですね。この辺は正直全然詳しくないのですが、オリバー・レイク、ビリー・ハーパーにアミリ・バラカ、ハミッド・ドレイクといった面子に惹かれて購入。胡散臭い朗読、よく分からないアフリカ趣味などを交えつつショーターのブラックナイルなんかをやっていて、サウンド的にはまあ普通といった感じ。ビリー・ハーパーのぶっとい音は好きだし、アミリ・バラカの煽り方とか、所々カッコイイところはあります。

 

 

Cheer Up

Cheer Up

何気にシカゴつながり?レイ・アンダーソン。個人的にもっとも好きなトロンボーン奏者の1人です(このアルバムではチューバも吹いてます)。2曲目や7曲目などしっとりした普通に良い曲があるかと思えば、フリー的に爆発する場面もあり。ギターが素晴らしい。ビル・フリゼールみたいにふわふわと雰囲気を作り上げたり、ロックっぽくなったり、ノイジーに暴れまわったり、ギターという楽器の特性もあってか表現に幅があって面白いです。ドラムはハン・ベニンクなので、言うまでもなく凄まじい。トロンボーン、ギター、ドラムの三人編成というのは普通の(?)ジャズではあまりないと思いますが、実はかなりバランスの取れた編成なんじゃないいかと思ったり。

 

 

Souls Saved Hear

Souls Saved Hear

こちらもギター入りのトリオ。うーむ、かっこいいとしか言えないぞ、これは。ティム・バーンの曲って絶対に鼻歌で歌えないというか、どれがどの曲だか全然覚えられないのですが、聴いているうちに「何だか知らんがかっこいい!」と感じてしまいますね。不思議です。何がどうしてそうなったのか皆目分からないデュクレのギターにも圧倒されます。

 

 

 どれもユニオンで500円前後で購入。貧乏学生なもんでなかなか新譜には手が出せず、このブログで取り上げるものも旧譜中心になってしまいますね・・・。まあ新譜のレビューは社会人の方々にお任せするとして、こちらは細々と私の身の回りのジャズを記録していこうと思ってます。