読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

たぶん思ったことあんまりまちがってない

ジャズ アルバム紹介やライブの感想など 

diskunionの在庫検索とHairy Bones

大手中古レコード・CDショップであるディスクユニオンには、高校生のころからずっとお世話になっています。貧乏学生の自分には新譜を買う余裕がないことも多いし、廃盤になっているものを安い値段で見つけられたりするので重宝しているわけです。

ところが、ここ最近そんなユニオンに対して不満に思うことが何度かありまして。それがユニオンの在庫データ検索システムです。https://search.diskunion.co.jp/dusearch/search/login.jsp

ユニオンのHPによると検索対象は約50万点。アーティスト名やタイトル名などで膨大なデータに検索をかけられるので非常に便利なのですが、この検索システムの検索結果が誤っていることが稀によくあるのです。

先日、ピットインに行く前に少し時間があったので、スマホで適当に検索をかけていたところ、以前から欲しかった「Hairy Bones」が新宿ジャズ館にあることが分かり、ちょっと寄ってみることにしました。フリーの棚を一通りチェックしましたが見つからなかったので、店員さんに検索結果の画面を見せ、探してもらうことに。しばらく待っていると、店員さんが「ありました」と持ってきたのが、↓のアルバム。

 

f:id:zu-ja:20130222194826j:plain

 

 いや、確かにこれもHairy Bonesのアルバムなのですが、私が探していたのは↓なのです。

Nilssenlove -Hairy Bones

Nilssenlove -Hairy Bones

 

もう一度在庫検索システムで検索をかけると、タイトルが「Hairy Bones At Fresnes」と登録されているものも他店舗の在庫にはあるのですが、新宿ジャズ館にあるものは「Hairy Bones」というタイトルで登録されています。持ってきた店員さんのミス、あるいは在庫検索システムの登録情報が誤っていたのではないかと思い、「私が探しているのはこれじゃないんですが・・・」と店員さんに伝えると、「在庫検索に登録されている商品はこちらになりますので」と素っ気ない返事。しかも、在庫検索のデータ上は「中古品」となっているのに、店員さんが持ってきた商品は新品なのです。「なんだかなあ」と心の中で阿藤快ばりにつぶやきつつも、ピットインの開場時間が迫っていたし、価格もさほど高くはなかったので、結局購入することに決めました。

 似たようなことが今年に入ってからだけで3度ほど。新宿だけでなく御茶ノ水でもありました。そちらの店員さんはやたら腰が低かったのですが(笑)。うーん、そもそも毎日大量に入荷・販売を繰り返している中古商品のデータを検索システムにまとめること自体に無理があるのではないでしょうか。 在庫管理の必要上やっているのだとは思いますが、「検索結果に期待してお店に行ったら肩すかしを喰らう」というのはなかなかに切ないものでして。これからもユニオンには通い続けるでしょうし、在庫検索システムも使うと思いますが、気持よく買い物できないことがあるという覚悟も必要なのかもしれません。

 

ちなみに「Hairy Bones At Fresnes」はなかなか良かったです(笑)。ぐちゃぐちゃのノイズ、カオス状態からブロッツマンのカデンツァ(?)に移行し、そこにトランペット、ドラム、ベースが順々に加わっていく序盤の展開が素敵。ジャズファンのおじさんなんかが「マイルスのペットには歌心がある」なんてことを言うのをよく耳にしますが、ブロッツマンのサックスにもある種の「歌」とか「ブルースフィーリング」みたいなものを感じるところがあって良い。近藤さんのエレクトリック・トランペット も独自の空気感を作っていて非常にかっこいいのですが、録音のバランスがあまり良くなく、ドラムとベースの轟音が前に出過ぎているところがちょっと残念。

 

 <関連リンク>

元ユニオン社員で、現在はダウトミュージックのオーナーである沼田順さんが「私がディスクユニオンを辞めたわけ」という文章を書かれています。

http://www.h7.dion.ne.jp/~nkym/periodicals_numata_f/numata_contents_2004.html

経済的利益を第一義的に追求する「組織」としてのディスクユニオンに対する愛憎が綴られていて、これを読んだら色んなことを考えてしまいました。