たぶん思ったことあんまりまちがってない

ジャズ アルバム紹介やライブの感想など 

泉邦宏ニュートリオ@なってるハウス

ブロッツマンBOXの感想メモの途中ですが、昨夜行ったライブの記録を。

 

2013年3月22日(金)泉邦宏ニュートリオ@なってるハウス

泉邦宏(As, Ts, Ss)、高岡大祐(Tuba)、池澤龍作(Dr)

 

昨夜はピットインで大好きなポール・ニルセン・ラブと佐藤允彦さんのデュオもあって、どちらに行くか相当迷ったのですが、ニルセン・ラブは5月のThe Thing来日公演で見ることにして、なってるハウスへ。

演奏の詳細は文章にする能力もないので書けませんが、本当にすんばらしいライブでした。2本吹き、3本吹きも飛び出す泉さんのサックスは圧巻。こう言うと「曲芸」のように聞こえてしまうかもしれませんが、まったくそんなことはなく、めっちゃくちゃカッコイイ音楽になっていました。脳の奥深くに直接響いてくるような高岡さんのチューバ、カラフルで新鮮な感覚に満ちた池澤さんのドラムも素晴らしかった。帰り道、鶯谷まで歩く間ちょっと惚けてしまうほど楽しかったです。

こういうライブを気軽に見に行ける環境が何とありがたいことか。「東京に住んでいるのに観に行かない奴はバカだ!」(ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル風)とまでは言いませんが、ジャズが好きなのにこうしたライブに一切行かないという人は損していると思います。生音でしか経験できない、ものすごい音楽体験ができますよ。

2ndセットの冒頭では約5分間泉さんのソロのレコーディングも行われ、いずれ発売されるようなので、そちらも楽しみにしています。