たぶん思ったことあんまりまちがってない

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コンポステラ/轍

今の気分。

Wadachi

Wadachi

先週、同い年(24歳)の知人が亡くなってお通夜に行ってきまして、人の生き死にについていろいろと考えてしまったりしていたのですが、そんな時に胸に響いたのがこれ。早逝した篠田昌已さんのユニット、コンポステラのライブ盤です。レーベルはジョン・ゾーンのTZADIK RECORDS。

91~92年に各所で行われたライブの演奏を集めたものになっていて、亡くなる3か月前の録音も収められています。この音楽から感じる物悲しさは、そういった経緯を知っているからだけではないと思いますが、いったい何なんでしょうね。ヴィクトル・ハラだとか、各国の民謡だとか、色んな音楽がミックスされていて、その根底の部分には何か懐かしさや哀愁のようなものが流れています。

先日紹介した高岡大祐さんのコンピレーション盤「solos vol.2」にも参加していた関島岳郎さんのチューバの豊かさに心を奪われます。改めて考えると、チューバの入った小編成のバンドってあんまりないと思う(私がぱっと思いつくのはサム・リバースのトリオくらい)のですが、すごく良いと思うんですよね。そもそもチューバ奏者自体が少ないだけかな?

 

≪関連動画≫


Compostela くつやのマルチン - YouTube

この曲がコンポステラで一番好き・・・ですが、「轍」には収録されてませんでしたね(笑)

 


Takero Sekizima & Daysuke Takaoka Tuba Duo ...

これはすごい・・・。