たぶん思ったことあんまりまちがってない

ジャズ アルバム紹介やライブの感想など 

生存報告 ―最近聴いているものなど

20~23日まで長野、25~27日まで富山に行ってまして、ドタバタしてたので更新できませんでしたが、一応何とか生きてます。19日にはニルス・ヴォグラム&サイモン・ナバトフ@新宿ピットインに行ったんですが、ライブの感想などを書き記す暇もなかったので、ひとまず最近聴いたCDについていくつかコメントを書いておこうと思います。

 

 

Again And Again

Again And Again

最近また色々と聴いているオリバー・レイク作品。本作はレジー・ワークマン(B)、フェローン・アクラフ(Ds)、ジョン・ヒックス(P)ということで、パワフル・エネルギッシュな演奏を期待していたのですが、バラード集だったのでちょっとがっかり。まあこのメンツだし悪くはないのですが、うーん、特別に面白いところもなく・・・。

 

13 Friendly Numbers

13 Friendly Numbers

先日の来日も記憶に新しいイギリスのサックス奏者、ジョン・ブッチャーのソロ。基本はテナー、ソプラノでの無伴奏ソロなのですが、13曲中3曲が多重録音による作品で、これがどれも「どうかしてる」としか思えない仕上がり。この人の頭の中はどうなっているんでしょうか。素晴らしすぎ。多重録音メインのアルバムもあるらしいので、探して聴いてみようかなと思っています。

 

Oh Yeah

Oh Yeah

ミンガスの61年録音の作品。ミンガスがベースを弾かずにピアノとボーカルを担当していることや、若き日のローランド・カークが参加していることで有名です。これが久々に聴くと実に良いのです。Amazonのカスタマーレビューには、「ロックだ!」「ブルースだ!」と書いている方がいますが、私にとってはこれこそ「ジャズ」の王道ど真ん中。普段特殊なジャズやインプロなどを愛好していても、こういう作品を聴くと、「ああ、やっぱ俺ってジャズ好きなんだなあ」って実感するんですよねえ。

 

 

ちなみに、ヴォグラム&ナバトフ、全体的には非常に楽しかったです。ヴォグラムの驚異的なテクニックの数々にも圧倒されましたが、ナバトフのピアノがすごく”スウィング”しているように感じたというのが印象に残っています。客席にはいかにも「ジャズ研の学生」といった風貌の若者が何人かいたり、首都圏で活躍しているトロンボーン奏者が何人も来ていたりして、ちょっと独特の客層だったように思います。一点残念だったのは、カメラ撮影のシャッター音がかなり気になったこと。外タレのライブだとたまにこういうことがありますが、あれ何とかならないんですかねえ・・・。

 

Moods & Modes

Moods & Modes

このアルバムからの曲をけっこうやっていました。

 


Nils Wogram & Simon Nabatov - Moods and Modes ...