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たぶん思ったことあんまりまちがってない

ジャズ アルバム紹介やライブの感想など 

スガダイローNEWバンド・大群青と大聖夜祭!@荻窪ベルベットサン

ライブ スガダイロー

この興奮を伝えずにいられようか。

 

12月25日(水)スガダイローNEWバンド・大群青と大聖夜祭!@荻窪ベルベットサン

スガダイロー(Pf)、フルティ・クレイジー(As)、池澤龍作(Dr)、石井千鶴(鼓)、ジュンマキ堂(チンドン)、辻祐(和太鼓)、中村容子(笙)、佐藤史織(三味線)、吉田隆一(Bs)、志人(MC etc.)、あらいぐま(サンタetc.)、ノイズ中村(司会、トナカイetc.)

 

今年3月に結成されたスガダイローさんの新バンド、観てきました。動画などもまったく見ておらず、事前知識ゼロの状態で観たのですが、驚愕しました。これは、”俺たちのフリージャズ”ではないか!同時代のフリージャズ、真にリアルなフリージャズではないか!

私が演奏を聴いてイメージしたのは、ウィレム・ブロイカーのコレクティーフであり、アート・アンサンブル・オブ・シカゴであり、生活向上委員会であり、ICPオーケストラでした。つまり私の大好物なのです。それでいて、これらのバンドのどれからも直接的な影響を受けていないように感じました。大群青の諧謔精神(茶番劇とか)、破壊的な混沌、祝祭感は、これら偉大な先達が自由に表現してきたものと、”似ているけど、似ていない”と思うのです。根底において通じ合う精神性を持ちながらも、ぶっとい毛筆の字で上から「スガダイロー印」が書き込まれ、塗りつぶされているようなイメージ。

つまりは強烈なオリジナリティがあるし、正しい意味で新しいと思うのです。フリージャズは過去の音楽、死んでしまった音楽ではない。”俺たちのフリージャズ”がここにあると思うのです。最近色んな媒体で「2013年ベスト」的な企画がありますが、そういった企画でよく取り上げられているロバート・グラスパーだの、キース・ジャレットだの、デリック・ホッジだの、ウェイン・ショーターだの、ティグラン・ハマシャンだのには個人的に感じられなかったリアリティが、ここにはありました。

書いてるうちに熱くなってきて、なんだか大仰になってしまいましたが、要は”すげえ好き”ってだけのことですよ。こんな拙い文章では伝わらないだろうなあ・・・。このバンド、まだまだ拡がっていく可能性も存分に秘めているように思いますし、生で観ることをおススメします。

 


Video streaming by Ustream

 


"竹に雀" 〜Tom Cora, 篠田昌已, Luna Park Ensemble ...

ジャズでチンドンというと必然的に篠田昌巳を想起してしまいますが、大群青はその影を全然感じさせないんですよね。これって何気に珍しいような気がします。