たぶん思ったことあんまりまちがってない

ジャズ アルバム紹介やライブの感想など 

John Lewis / Wonderful World of Jazz

いまさらですが、ジム・ホール追悼。

 

ワンダフル・ワールド・オブ・ジャズ (+2)

ワンダフル・ワールド・オブ・ジャズ (+2)

 

John Lewis(Pf)、George Duvivier(B)、Jim Hall(Gt)、Connie Kay(Dr)、Paul Gonsalves(Ts)、Herb Pomeroy(Tp)、Eric Dolphy(As)、Gunther Schuller(Frh)、James Rivers(Bs)、Benny Golson(Ts)

 

行きつけのジャズ喫茶で、ジム・ホール追悼のささやかなイベントとして「1月中はジム・ホールのリーダー作か参加作を持ち込んで聴こう」ということをやってまして、ここしばらく色々と聴き返していました。で、私が持ち込んだのがこれ。

アルバム全体は割と地味なのですが、4曲目の「アフタヌーン・イン・パリ」の洒落たアレンジと、その中を彗星のように駆け抜けるドルフィーのアルトがたまらなくカッコイイ(改めて考えると、大きめの編成の演奏でドルフィーが異次元のソロを取るパターンがめちゃくちゃ好きです。オリバー・ネルソンとか、ジョージ・ラッセルとか、ミンガスとか。ドルフィーのリーダー作が好きなのは当然として)。ドルフィーの参加はこの1曲のみですが、「アイ・リメンバー・クリフォード」をやってるのも追悼っぽいかなと。

ここしばらくジム・ホールの作品を聴いていて思ったのは、きわめてアホな感想なのですが、「意外と多彩」ということでした。(主に音色の面で)一聴してこの人と分かる個性があるとは思ってましたが、ほんとに色んなことやってますよね。全然まともに聴けてなかったと反省。来日した時に意地でも観に行っていれば・・・。

 

 


Eric Dolphy & John Lewis Afternoon In Paris Play ...