読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

たぶん思ったことあんまりまちがってない

ジャズ アルバム紹介やライブの感想など 

ブロッツマンを観る ―SDLX Super Sessions!

ライブ Peter Brötzmann

PCの不調と多忙によりブログを放置してしまいましたが、何とか生きています。この間、所属する研究会の合宿に参加するためにHeavy Weightsを見逃して深い哀しみを背負ったり、25歳の誕生日を迎えて「とうとうクリフォード・ブラウンに追いついてしまった…」と思ったり、まあ色々ありましたが、昨夜は念願のペーター・ブロッツマンのライブを観ることができました。

 

2014年3月12日(水)SDLX Super Sessions!

1部:八木美知依(筝)、マニ・ノイマイヤー(Dr)

2部:ペーター・ブロッツマン(Ts, Tarogato)、近藤等則(e-Tp)、豊住芳三郎(Dr)

 

1部は八木+ノイマイヤーのデュオ。ループマシンやドラムのスティックを駆使した八木さんの演奏は熱かったです。うなりをあげるベース筝がとてもカッコイイ。ノイマイヤーさんは共演者の出す音に丁寧に反応する感じでしたが、正直に言って特に印象に残らず…。私の駄耳では聴き取れていなかっただけかもしれませんが、普段聴いている逸材揃いの日本のドラマーと比べてしまって、「うーん…」って思ってしまいました。

2部は待ちに待ったブロッツマン登場。テナーでの一音目からもう「ああ、ブロッツマンの音だ…」という感慨と凄まじさで、よく分からない笑いが込み上げてきました。豊住さんの怪物っぷりも健在で、しばし激烈にカッコイイデュオが続いたのですが、そこに近藤さんの空間をグイグイ押し広げるようなトランペットが入ってきたときの快楽たるや!3人合わせて200歳を軽く超えているとは思えないほどの底知れぬパワーとスピード感。こういうプリミティブで肉体的な演奏は、やっぱりどうしようもないほど好きで、久々に大興奮してしまいました。

1年前に観た時にも同じことを思ったのですが、近藤さんのトランペットがめっちゃくちゃ素晴らしい。全体のサウンドというか空気感を作り上げるスケールのデカさ、時折出す暴力的・殺人的なノイズ、ブロッツマンの持つ個性と相性抜群だと思います。このトリオ、Heavy WeightsやHairy Bonesみたいにレギュラー化しても良いくらいにばっちりハマっているのでは。いやー、観れてホントに良かったです。

 

 

≪参考動画≫

)

このバンドも日本で観れないかなあ。ニルセンラブは頻繁に来日しているし、ブロッツマンも毎年来ているので、いずれ実現することを期待しています。