たぶん思ったことあんまりまちがってない

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古木選集 Varianter Av Dode Traer

これは・・・何とも形容しがたい・・・。

 

Varianter Av Dode Traer

Varianter Av Dode Traer

 

秋山徹次 (Gt), Martin Taxt (Tuba), Eivind Lønning (Tp), Espen Reinertsen (Ts, Fl)

 

短めの15曲。この音楽をきちんと説明する言葉を持ち合わせていないのがもどかしいのですが、静かに、クリアに、どこか不穏に、何かが展開していきます。リラックスするわけでもないし、決して楽しい音楽でもありません。でも何かざわつくし、繰り返し聴いてしまう魅力があります。

このバンドのメンバーのうち、トランペットのEivind Lønningという人はMotifやChristian Wallumrød Ensembleのメンバーでもあり、最近何度も来日していてカフカ鼾や高岡大祐さんとも共演しているようです。こうしたCDで聴いたり、Youtubeで映像を見る限りでは、何とも信じがたい音を出しているようなので、いつかライブで生音を聴いてみたいです。

 

 

≪関連動画≫


koboku senjû - nedvekst (om aÌŠ vokse nedover) - YouTube

公式サイトを見ると3枚音源を出しているようで、この動画は2枚目のようです。上記のメンバーに加えて中村としまるさんが参加。この記事で取り上げた1枚目よりもノイジーな成分が増えていて、ちょっと違った印象かも。

 

 

古木選集のトランペットとテナーの2人のユニット。「何だか分からんがすごい」としか言いようがありません。両者とも素晴らしい。

特にトランペット、方向性はそれぞれ違いますが、Nate Wooley、Peter Evansを聴いた時以来の衝撃。Youtubeを見るとMotifなどでもカッコイイ演奏をしているようなので、今後注目していきたいと思っています。