たぶん思ったことあんまりまちがってない

ジャズ アルバム紹介やライブの感想など 

John Lewis / John Lewis Piano

レコードプレーヤーを購入して以来、300~400円くらいのアナログ盤を買い集めることにハマっているのですが、これもその中の1枚。

 

ジョン・ルイス・ピアノ

ジョン・ルイス・ピアノ

 

 

1956年録音。コニー・ケイ(Ds)、パーシー・ヒース(B)とのトリオ(MJQ-ミルト・ジャクソンですね)で3曲、バリー・ガルブレイス(Gt)とのデュオが3曲、ジム・ホール(Gt)とのデュオが1曲の計7曲収録されています。

ジョン・ルイスと言えば、渋谷毅さんがジョン・ルイスの曲をよく演奏・録音しているし、たしかスガダイローさんがジョン・ルイスからの影響を公言していたと思います。ジャズ本の類を読んでも、「サード・ストリームを提唱し、クラシックとの融合を追求して云々」という話か、MJQ絡みの話くらいしか出てこないことが多いのですが、作曲家としてもプレーヤーとしても類い稀な才能と個性を持った人だなと、最近改めて感じています。

ギターとのデュオを3曲収録したB面がとにかく素晴らしいです。2曲目の「Warmeland」でのバリー・ガルブレイスとの絡みは、ちょっとゾクゾクしてしまうくらいイイ。

 

 


John Lewis and Barry Galbraith - Warmeland (aka ...

こういうのを聴くと、「いやぁー、ジャズってほんっとうに素晴らしいものですねー」と水野晴郎風に言いたくなります。