たぶん思ったことあんまりまちがってない

ジャズ アルバム紹介やライブの感想など 

Gebhard Ullman New Basement Research

特に気の利いたコメントができるわけでもありませんが、簡潔に最近のお気に入り紹介ということで。

 

 

New Basement Research

New Basement Research

 

Gebhard Ullmann(Ts, Bcl), Steve Swell(Tb), Julian Argüelles(Bs, Ss), John Hebert (B), Gerald Cleaver (Dr)

 

 

ドイツのゲプハルト・ウルマンの2007年作です。私にとってウルマンという人は、トニー・マラビーと同じく「前々から参加作を聴いて気になってはいるけれど、実はまともにリーダー作を聴いたことがない人」枠。ユニオンで600円くらいで投げ売られてまして、リズム隊の豪華さとスティーブ・スウェルの参加に惹かれて購入しました。

リーダーのウルマン、テナーもバスクラも太くて豪快でかっちょいいです。全然知らなかったジュリアン・アルゲイエなる人のソプラノ&バリトンも素晴らしい。曲もバラエティに富んでて面白いし、編成的にちょっとだけVandermark 5を連想したり。

 

 

 

こちらは最近の映像。ベースがジョン・エイベアからパスカル・ニッゲンケンペルになってます。

 

 

ドイツやイギリスには気になる人がちらほらいるのですが、なかなか手を出せていない状況です。日本での流通量が少ないものも多いし、最近無駄にエリントン作品を買い漁っていたりするうちに懐具合が…。本作はレーベルがSoul Noteなので、比較的簡単に入手可能だと思います。上に貼った動画で気になった方はぜひ。おすすめです。