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たぶん思ったことあんまりまちがってない

ジャズ アルバム紹介やライブの感想など 

2016春 梅津和時・プチ大仕事 100%シャクシャイン

1日経ってしまいましたが、感想をまとめて書いておきたいなと。

 

 

2016年3月2日(水)100%シャクシャイン@新宿ピットイン

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梅津和時(As, Ss)三好功郎(G)今堀恒雄(G)清水一登(P, Key)水野正敏(B)新井田耕造(Ds)ヤヒロトモヒロ(Per) アンコール時飛び入り:?(Per)

 

 

梅津和時さんのバンド、シャクシャインのライブを観てきました。シャクシャインは、1990年のアルバム『キネマ』をきっかけとして結成されたバンドで、90年代は梅津さんのレギュラーバンドとして毎月ピットインに出ていたそうです。「98年に解散」との記述も見かけますが、近年も時々ライブをしているようで、昨年もヒロトモヒロさん以外のメンバーが集まってピットインでやったとのこと。で、今回は結成当時のメンバーが全員参加したので「100%シャクシャイン」というわけ。

セットリストは以下の通り(記憶違い等あるかも)。

 

<1st>

・ヤキトリ

・歌舞音曲

・シーコ・メンデスの歌

シャクシャインの戦い

 

<2nd>

・アブラだアブラ

・タイスキ

・ローズ・デ・サハラ

・ナビゲーター・ブーガルー

 

<アンコール>

・ウェスタン・ピカロ

 

ラテン、アラブ、東南アジア、ウェスタン等がごちゃ混ぜになったスーパー多国籍・無国籍な音楽。今堀・三好ツインギターがバシバシとキメまくり、梅津さんのアルトもキレッキレで、いやーアツかった。ライブ盤『大雑把』は数年前から愛聴していましたが、生で観たらやっぱり興奮しちゃいました。パーカッションも入って結構分厚いサウンドになっているというか、色んな音が洪水状態で押し寄せてくるんですが、曲がしっかりしているし、演奏力も当然高いので、ぐっちゃぐちゃのカオスには陥らなくて(ライブ中のMCで、梅津「相変わらず全体的にゴシャッとしたまとまりのないサウンドで…」三好「え?そんなことないと思うけど」というやり取りをしていたのが印象的でした)。その上で、切れ味鋭い梅津さんのアルトが歌いまくり、踊りまくるんですから、こんなの楽しくないわけがないでしょう。

メンバーそれぞれが素晴らしい演奏を繰り広げていましたが、特に圧倒されたのは清水一登さんのピアノ&キーボード。久々に鍵盤のソロを聴いて鳥肌が立ちました。時に左手はピアノ、右手はキーボードのように使い分けながら、絶妙にズラしたヘンテコなフレーズを凄まじい勢いで弾きまくっていました。曲によって変えるキーボードの音色も面白くて、シャクシャインのサウンド全体の印象を大きく動かしていたと思います。

物販で持っていなかった『Desert in a Hand』(手焼きCD-R版)を買い、今も聴きながらこの記事を書いているんですが、これもまた面白いです。部分的にですが菊地成孔さんのdCprGを連想したり。そういえば、ライブ中には、ソプラノ循環呼吸でどんどん昇り詰める場面でDaniel Zamirを想起させられたりもしていました。シャクシャイン、90年代に活躍したバンドですが、今聴いても色んな意味で面白いと思います。梅津さん、老人になってもシャクシャインをやりたいというようなことをMCでおっしゃってましたので、またライブがあったらぜひ観に行きたいと思っています。

 

 

 

大雑把

大雑把

 

 

Desert in Hand

Desert in Hand

 

 

キネマ

キネマ

 

 

エクレクティシズム