たぶん思ったことあんまりまちがってない

ジャズ アルバム紹介やライブの感想など 

Keshavan Maslak / Blaster Master

「嫁ジャケ」シリーズ?

 

Blaster Master

Blaster Master

ウクライナ系アメリカ人のサックス奏者ケシャバン・マスラクと、オーネットの『ゴールデン・サークル』への参加などで知られるチャールズ・モフェットのデュオです。私がケシャバンを知ったのは、Ground Zeroの『plays STANDARD』で大友良英さんがサンプリングしていたからでした。ICPオーケストラなどにも参加していたと聞いて、どんな人だろうと思っていたのですが、リーダー作を聴いたのは本作が初めて。

そして、これがめちゃめちゃ良いのです。 ぶっとい音の”説得力”が半端ないし、豪快で、自由で、なおかつとてもポップ。特にタイトル曲の「Blaster Master」は曲も良いし、名演だと思います。チャールズ・モフェットとの相性も素晴らしい。

ところで、ジャケットださいですよね、これ(笑)。ケシャバンの隣の女性は奥さんだそうで。美人さんだとは思いますが、チャールズ・モフェットはこのジャケを見てどう思ったのか。改めて考えると、奥さんをジャケットに載せるパターンって以外とあるかもしれません。たとえば、↓とか。

 

Someday My Prince Will Come

Someday My Prince Will Come

当時のマイルスの奥さん、フランシス・テイラーがジャケに。

 

Ming

Ming

これもマレイの奥さんですね。内容も素晴らしいです。

 

上記2つは、「のろけてるなー」とは思うものの、デザインとしては普通にカッコイイと思います。『Blaster Master』のジャケが恐ろしく時代を感じさせるのは、奥さんの髪型のせいなのかな?まあ、中身は素晴らしいんですが。