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たぶん思ったことあんまりまちがってない

ジャズ アルバム紹介やライブの感想など 

Steve Lacy / Five Facings

先週は鈴木勲さんのセッションにジョン・イラバゴンが飛び入り参加したというのを知って、行けなかった悔しさに悶絶したりしていたのですが(だってだって、坂田明スガダイロー本田珠也って、もう名前を聞いただけでも涎が出そうな面子ですよ)、そんな心の傷に染み入る音源を入手しました。

 

 

Five Facings

Five Facings

 

 

パーソネルはジャケにデカデカと出ているので割愛しますが、ソプラノサックスのスティーブ・レイシーと5人のピアニストのデュオ集です。私が入手したのはjazzwerkstattからの再発盤ですが、オリジナルは96年にFMPから出ているようです。

以前紹介したマル・ウォルドロンとのデュオ(特にエリントン集『Sempre Amore』)がめっちゃくちゃ良かったので、あれ以来レイシー作品をちょくちょく買っているのですが、これまた素晴らしいです。レイシーのオリジナル曲がとても良くて、ウルリッヒ・ギュンペルトという人との6曲目「Art」はすごく美しい。ミシャ・メンゲルベルクとやっているモンク作の3曲(「Off Minor」「Ruby My Dear」「Evidence」)もイイです。すごく真っ当に演っているようでいながら、色々仕掛けてきます。レイシーやミシャは、この辺の”ずらし方”みたいなものが抜群に上手いと思うんですよね。

レイシーってとんでもなく多作なので、私なんぞは氷山の一角をかじっただけに過ぎないんですが、私が聴いた限りでは”ハズレ”の本当に少ない人だと思います。どういう時期に、どういう編成で、どういう曲をやっていても、レイシーはいつだって素晴らしいのです。大体において。

 

 


Steve Lacy: "Art" - YouTube

音はアレですが、すごくイイ。

 


Steve Lacy & Mal Waldron duo - YouTube

前にも貼った謎の音源。やっぱり好きだなあ、これ。